会社紹介 展示会出展

【第2弾】RENEWを通して地元企業紹介!龍泉刃物さん

福井県は「伝統工芸の宝庫」と言われています。
確かに、大和・飛鳥時代にはじまる「1500年の歴史」がある「越前漆器」、それに続く「越前和紙」、 更に850年前(平安時代)に遡る「越前焼」、また「越前打ち刃物」に関しては約480年前、織物産地「絹織物」は約420年の歴史があると言う。
比較的新しい歴史で「メガネの産地:鯖江」約115年前(明治38年)頃より、地元にメガネの製造を広げた「増永眼鏡創業者」の功績が大きく、現在に拡大。
このように1県に集中している伝統工芸とも言える、産業が今も脈々と引き継がれているエリアは珍しい事(各産地は弊社より3~15㎞圏内に位置しています)

※余談、絹織物の産地として福井は有名だった!?

太平洋戦争時代、福井市内は大々的な空襲を受け福井市内が「焼野原の壊滅状態」となった事が有ります、なぜ福井が?と言う疑問がありますが、「落下傘」などに使用する「絹織物の産地」と言う事から(軍需産業)攻撃の対象になったそうです、それほど福井は絹織物の産地として知られていました。

 

ミスターレザーは革クッション作成を

伝統工芸品の作業風景等、具体的に工場内の作業など一般の方が目にする事は少なく、「6年前に鯖江市の若手経営者」たちが、もっとその伝統工芸の技、作業工程等「身近で見て頂こう」と言う発想から「RENEW(リニュー)」と銘打ち、スタートさせました。

昨年参加した様子も記事にしているのでよろしければ下記リンクをご覧下さい。

RENEW 公式サイト

一般の方々に工場の設備や、商品製作の工程、その技術などを身近に見て頂き、感じて頂き、更に少々の作業体験(ワークショップ)まで行う 実に発想豊かなイベントだと思います。

RENEW2020マルイチセーリング
※リニューの参加企業は「赤い水玉」で表通りより見えるようアピールします。

工場など「見たい、体験したい」方は希望の会社に赴き受付を済ませ係の案内で社内視察などを行います。

2020年は「コロナ蔓延」の為 当初中止の方向だったようですが、「くたばってたまるか!コロナに負けるな」と言う強い信念で実施に踏み切ったようです。
毎年、少しずつ参加エリアが拡大、参加企業も増加し今年は78社がトライしています。
弊社も3年前から参加し始め、「革小物販売」とソファに使用の布地を提供し、ご自分で「クッションを製作」すると言う「ワークショップ」を行っています。お陰様で順番待ちが出るほど人気です(1000円で一個製作)

革クッション作り体験
※訪問された方々は、「ワークショップ」として商品作りを体験

革クッション作り体験
※不慣れな業務用専用ミシンにて400x400㎜角のクッション製作中

龍泉刃物さんへ行って来ました

期間中、「越前打ち刃物」の産地で近年世界的に有名になった会社に立ち寄りました。
NHKや他のTV局からなどの取材を受け、特にヨーロッパへの出荷が堅調と言う、切れ味抜群の日本の「刃物技術」が受けているようです。
その中で有名な「ステーキナイフ」はデザイン性に優れ、ステーキを切れば、ごしごし押し切るのでなく、「スーッと引くだけで分厚いステーキ肉が見事に切れる」と大評判になり、生産が受注に追い付かず、一時「4年から5年待ち」状態だったようです。(凄い!!)
社名は「龍泉刃物」です、今も商品・品質など進化し続けています。

龍泉刃物

龍泉刃物 公式サイト

私事ですが、「龍泉刃物」社に昨年春から私の孫(娘の子)が就職しました、その理由は「刃物職人」を目指すと言い、どの会社が良いか相談を受けましたが、即効で「龍泉」様を紹介、社長にお願いした所、快く受けて頂けました。
以前より「龍泉刃物」様へは 私の製作する「革製品」(刃物ケース)の納品をさせて頂いてもいます。

今回も「リニュー」に龍泉様も参加され、多くの方々が「ワークショップ」にトライしていました(アルミ製のアイスクリームスプーンの製作、熱伝導性が良くアイスクリームが素早く溶けて大変食べやすいと言う)

龍泉様のショップ内に「刃物の販売コーナ」が有り、そこに入社して2年目になる「孫」の製作した包丁セット(包丁とその鞘)が2万2千円で販売されていました、鞘にはクジャクの絵を自己流で描いています

龍泉刃物
※イベントの2日目に販売、ビックリです(上の画像の中央)

龍泉刃物
木製の彫刻(孫が自分で彫って塗装しオブジェとして展示中)

自分の孫(19歳)とは思えない器用さにビックリ…
この「包丁セット」は社員個人が思い思いにデザインし、すべて自分で製作完成させると言う、社長の想いを各自がトライしたものだそうです、大変粋な計らいです。
これら社長の発想は「人材育成」に繋がり、若手がやる気を出し、伝統の技術など引き継ぐ切っ掛けになって行くと思います。
結果的に「産地発展」となるでしょう。

自慢の出来る「孫」で、社長や専務、他の先輩方も呑み込みの早さ、発想力等の能力にビックリされています。
※今回のブログは、やや私的な内容になり申し訳ございませんでした。

今回は「リニュー」を通じて「伝統工芸の紹介」と、その中に生き続ける人たちの「パワー」、「新しい人材の育成」、などが今後も引き続「伝統工芸」として将来に引き継がれて行くと確信しています。

ミスターレザーはコチラ

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