革の知識

【廃棄物から宝の素材へ】革製品・製作を見出したアイデア

「皮から革」になる過程

人類が「革」を活用するに至った時期は古く、人類が狩りを始めるとその動物の毛皮の有効活用を始めていたと言う。
当初は「ネズミやウサギ」のような小動物の皮を使いはじめ、その後次第に大きな動物の革を活用するようになって来たようです。

寒さ対策として「毛皮」を考え、更に革の丈夫さなど知り、使い方の工夫も加わって行きます、当初は「毛の着いた」状態で使用します。

ホルスタイン牛
※ホルスタイン牛

皮のホルスタイン牛
※「革」加工会社訪問時に見せて頂いた毛の着いた状態で入荷したホルスタイン牛

ホルスタイン牛の毛の着いた状態では白黒の模様ですが、毛をすべて取り去れば白黒では無く、肌色の様な一色です。

祖先は動物の皮を乾燥させた状態で「揉み解す」事で柔らかくなることを知り、防寒用としても、またその加工方法も進化を続けます。

進化の過程で有効活用の範囲が途轍もなく広がり、現在では活用範囲など出し切った感があります。

メモ

※豆知識

「革製品」で最も多く使用されている動物は「牛」ですが、その他、馬・豚・羊・鹿・カンガルー・狸・キツネ・イタチ(ミンクなど)、更にオットセイ・アザラシ・ワニ・蛇、等きりが有りません、人間の皮以外すべて使用しているかも知れません。
実は「人間の皮」も ある「宗教」では「革」として残す事が有ったと言う記述を見ました。(現在は未確認)
身内の死を悼み死後に残す「お骨」以外に「革」として保存するのでしょうか?

弊社が使用している革は「ホルスタイン牛」を主に使用していますが、
ホルスタインは体が大きく、革が大きくとれます、ソファも大きい事から、適したサイズと言えます。

廃棄物を「宝の素材」に

さて、何度か紹介しています通り、ソファに使用後の革を更に有効活用する事で始めた「革小物製作・ミスターレザー」も3年目になります。
専用のHPからの問い合わせも多くなり、少しずつ成約に結び付くケースが増えました。
HPからのお問い合わせ内容としては、弊社オリジナル製品の購入より、主にお客様の「企画品製作」依頼が90%程度です。

「ミスターレザー オリジナルコレクション」に更にアイテム追加を模索していますが、現在 ご依頼商品の製作に奔走している事で若干滞っています。

ミスターレザーの商品一覧
※ミスターレザー:コレクションの一部(開発 初期商品)

革の端材
※各種「ソファ」用パーツの裁断後の革を「廃棄物」と判断するか? 「有効資源」と思うか?考え方次第と思っています。

本来、目的以降は「廃棄物」かも知れませんが、こんな有望な資源は「革小物製作」を視野に入れれば「この上ない資源(宝の素材)」だと思います。
この中から「使用可能な革」と、「止む無く廃棄すべき部位」に取り分けます。

「A4サイズ」程度の革が有れば現在製作中の製品はほぼ製作可能です。
又 大きめのバックなど「パッチワーク方式」で有れば製作可能となります。
革サイズ「20㎝角」程度の組み合わせで色々製作可能となります。


パッチワーク「クッション」(革10㎝角のパッチワーク=40㎝角クッション))


パッチワーク「手提げバック」(革22cm角のパッチワーク=約40㎝)

この様に革材は小さくもパッチワーク状にすれば限りなくサイズ拡大は可能となります。


パッチワーク:六角形・八角形スツール実績有り。(芯材は発泡スチロールで軽く仕上げました)

又7~8年前の事で画像は有りませんが「パッチワーク」で「ラグマット」(180㎝x180㎝)を製作した事も思い出します(別注にて1枚のみ製作)

たとえ小さな革でも、組み合わせなど考え、(発想力を高め)少しでもお役に立てる事が出来る商品作りを目指しています。

ミスターレザーはコチラ

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