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牛の一生「牛⇒皮⇒革⇒革小物」への流れ。裏知識編

今回のブログに関して、少し躊躇しました。
「革製品」状態の物を見れば「綺麗、使い易い、買い求め易い」などの評価をした後購入され、日頃便利にお使い頂いています。

「皮と革」の違いは、
皮=大きな牛の形をした状態の未加工状態を「皮」とし。
革=なめし工場にて、脱毛、染色(等)、表面の硬さを調整した物。
革小物=裁断、縫製され販売店などで販売している商品。

実は皮として「なめし工場」に入るまでの工程など皆さん薄々はご存知でしょうが、飼育された牛(豚なども)が一定の期間が過ぎれば食用としてその一生を終えて行きます。

これから少し「言い方を変えた表現」にて説明します。
(かなり過激な「と殺」等かわいそうな部分が多々ある為)

牛の種類は11分類

国内では、牛の種類は大きく分けて「11分類」としているようです。
※デフォルメしたイメージ画像で表現しています。

  • 牛の種類(dairycattle)dairycattle
  • 牛の種類(brown)brown
  • 牛の種類(blk-brn)blk-brn
  • 牛の種類(black)black
  • 牛の種類(f1)f1
  • 牛の種類(polled)polled
  • 牛の種類(shorthorn)shorthorn
  • 牛の種類(wagyu-cross)wagyu-cross
  • 牛の種類(holstein)holstein
  • 牛の種類(beefcattle)beefcattle
  • 牛の種類(jersey)jersey

ミスターレザーはホルスタインを使用

弊社の使用している牛の種類はほぼ「ホルスタイン(holstein)」です。
何度か紹介しましたが、東北・北海道地区で飼育されたホルスタインを採用している主の理由として数量・品質の安定です。
海外から輸入する革は為替など価格が不安定、品質が不安定などの要素を回避しています。
又は「ホルスタイン牛」は飼育数が多く、サイズが大きく、ソファ用に適していると判断しています。

牛の運命として、誕生から僅か9カ月になれば食肉用として出荷され始めます(誕生時約30kg・10カ月後約300㎏・24ヶ月後700㎏)
弊社などが使用する牛は、生後2年~3年の牛です。

あくまで「ホルスタイン」もメスは乳牛としてオスは食用(種牛も有る)としての運命を背負っています。
国内の牛乳の約98%はホルスタインからだそうです。

牛の一生

牛の一生を調べましたが、ありのままの表現ではとても書けません

昔は「自給自足」で各家庭、家畜を処理し食していた時代が有りました。
時代とともにそれは無くなりつつあり(今でもニワトリなど家庭で処理する方もいるようですが)専門の所(公務員)が担当しています。
「と殺」担当者の方は暫くの間、夜中に魘されて飛び起き、夢に出て来る事はよくあって、年数が経つにつれ職業として割り切れるようになると言います。

一か所の「と殺場」で、牛なら1日200頭から250頭の「と殺」が行われるそうです。(豚の場合約1200頭程度だそうです)
牛や馬、ブタ等「と殺」前に飼育牧場からトラックにて「と殺場」に
運ばれますが、この時、自分の身に何かが起こる事を察知し異様な鳴き声を発するそうで、飼育した方は、その鳴き声を聞けずとても耐えられないとも言います。
トラックにて運ばれた牛たちは、その場の待機場所に順番待ちし、前に行った牛の鳴き声で更に異常を察知し連鎖的に異様な鳴き声を発すると言います。

「と殺」方法は昔と今では少しは変わって来たようですが、首を落とす前に気絶させるようです。
昔は眉間付近をハンマーで撲殺状態にし先に進めると言います。
この様な表現は憚りますが、これでも実際の映像( you tube) 見るより良いでしょうかね?(私はもう見たくないです)
担当者は資格が必要で「公務員」となります、月収は80~100万円とも言われます。

と殺後、急ぎ牛肉の販売店に渡り、皆様のお口にと消えて行きます。
これらを具体的に想像すると、もう牛肉や豚肉を食すのは控えようかとも思いますが、せっかく犠牲になった牛たちを供養しつつ美味しく戴く事にします(ごめんなさい)
担当者(you tubeから)曰く、魚や野菜・果物も「命あるものとして同じ」と考え、職業として割り切る事にしていると言います。

又、ソファ用革として弊社も使用していますが、出来るだけ隅々まで使用し「革小物」などにして有効活用を心掛けています。
牛の一生をネットで検索すれば大体の事は分かって来ますが、余りに刺激的で、革の端材も疎かに出来ないと強く感じます。


※「皮」となって「なめし工場」に入荷した状態(脱毛前)

国産ホルスタイン
※殆どの「なめし工程」を終えて最後の乾燥風景

以上触れたくなかった「皮・革」について、でしたが、正確な所を知って、心の何処かで供養しながら職業として割り切りこれからも「革」のお世話になって行きます。

革の種類
※革製品一例

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