2019年の年末「中国・武漢」地区で初めて新たなウイルスが発見されたと言うニュースが有りましたが、翌年2020年は一気に世界中に蔓延して行きました。
昨年春頃、100年程前、大流行した「スペイン風邪」と比べた報道を見ましたが、まさかこの様な 世界を震撼させるまでに拡大するとは何方も考えていなかったと思います、想像以上でした。
2020年の春にこのニュースを聞いた時には「毎年発症」する、新たな「インフルエンザ」と思っていましたが「まさかの展開」です。
100年前に大流行した「スペイン風邪」を調べると、1918年から1920年に流行、「パンデミック重度指数最上位:カテゴリー5」に分類されるそうです。
全世界で5億人が感染、当時の世界人口19億人の約27%が感染し。死者数は正確には把握されていなく5000万人~1億人と推定、人類史上最も死者を出した「パンディック」とされています。
近年では「マーズ・サーズ」と言ったウイル性の流行も有りましたが
日本国内には感染者が殆どいなく「マーズ・サーズ」はあまり知られていません。
この話の裏側には、現在政府の「感染症対策専門会議」の「副座長:尾身 茂 氏」の活躍が有りました。
私も存じ上げていませんでしたので、少々調べて見ました。
「尾身氏」は「WHO・日本人職員」として約20年間勤務されていました。
2002年~2003年「中国・広東省」から「「世界32ヶ国」に拡大した感染症「SARS」制圧の陣頭指揮を行った功労者として世界に知られている方でのようです。
当時の感染状況は約2年間、世界32か国で感染者「約8100人・死亡者:800人」弱、と言われています。
今回の様に世界に広がる事無く、また日本国内に入り込まなかった要因として「尾身氏の必死の対策が功を奏した」と言います。
※尾身 茂は、日本の医師、医学者、厚生官僚、国際公務員。学位は医学博士。 独立行政法人地域医療機能推進機構理事長、世界保健機関西太平洋地域事務局名誉事務局長、自治医科大学名誉教授、新型インフルエンザ等対策閣僚会議新型インフルエンザ等対策有識者会議会長兼新型コロナウイルス感染症対策分科会長。
ウィキペディアより引用
驚異の「新型コロナウイルス拡散」
今回の「新型コロナウイルス」が発見、拡散したのは2019年秋、中国:武漢地区から、ある医者が感染した様子を公言した所たちまちもみ消しに合い、その後あっという間に世界に拡散します。
発生源は特定に至っていないようですが、「2つの可能性」が指摘されているようです。
- 動物から人間に「変異株」として発展拡大。
- 武漢に有る世界最大の「ウイルス研究所」から漏れ出た。
「2」の場合有る程度対応策が考えられそうな気がしますが…
今となっては、起源より、「拡散防止策」「沈静化策」を優先すべきでしょう。
医学が発達して居ても、「即効薬」(特効薬)や「絶対的対応策」が無く「ワクチン接種」と「マスク」が今一番「拡散に効果が期待できる」としています。
アメリカ大統領も、一般国民も皆「マスク」着用している事から、比較的手頃な対策として必需品とも言えます。
感染を予防するには、まず「マスク着用」で、「人混みを避け、ソーシャルディタンス」(社会距離拡大戦略)を徹底する事で、かなりの拡散を予防可能にするなら、皆で徹底したいものです。
空前のマスク需要
「マスク」でもいろいろ「性能が異なる」と言う実験データーも報道されています通り、ウイルス菌を予防するには「不織布」タイプの「マスク」が「一番効果が高い」と言います。
それに比べ「ウレタン素材のマスク」は不織布に対し約50%に劣るようです。(ウレタン製マスクもしないより良いかも…)
どうせマスクを着用するなら効果の高い「不織布マスク」が適切と思います。
世界中の方々が「マスク」をしていますが,一体どの位の生産・販売しているのか?大変気になり、少々調べました。
2020年ヒット商品ベスト30
1位 鬼滅の刃(漫画)
2位 マスク消費(日用品)
3位 あつまれ どうぶつの森(ゲーム)
4位 Zoom(ビデオ会議システム)
5位 檸檬堂(レモンサワー)
6位 AirPods Pro(ワイヤレスイヤホン)
7位 モバイルオーダー(飲食店のスマホ注文)
8位 Shupatto(エコバッグ)
9位 今日から俺は!! 劇場版(映画)
10位 ゴキブリムエンダー(ゴキブリ駆除剤)引用:日経トレンディ
2020年ヒットベスト30のトップが「鬼滅の刃」だそうですが
2位が「マスク」だそうです。
販売数:190億枚~、売上:5020億円となっていました。
調べきれる範囲ですから実際は定かでは無いかも知れません。
自宅で製作する方も多く(私の家内も自分用に何枚も製作しています)市場に出回る数量は正確には不明でしょう。
不織布マスクの「生産風景」をTVで見ましたが、ほぼ自動化で生産しています。
ただ「不織布マスク」は耳かけ部分の紐が外れる事が有り、私はいつも「マスクの予備」を持ち歩いています。
ポケットに入れて持ち歩いていますが、暫くすると「クシャ・クシャ」になってしまう事で、革製の「補助マスク入れ」を2点考え使用しています。
革製マスクケースの製作事例
以前別記事でもマスクケースの製作工程についても書きましたが、今回折り畳みコンパクトサイズもできましたのでご紹介します。
一点は「マスクを広げた状態で収納できる」タイプ(下の写真・左)
もう一点はズボンのポケットに入れられるサイズに折りたためる様に工夫しました。(下の写真・右)
革の内側に「抗菌加工された布地」を組み入れ、清潔感を大切にしています。
※革製マスクケース、通常サイズ(左)&折りたたみコンパクトサイズ
小売価格:3,000円程度で販売予定。
バックを持ち歩く方は「左側のタイプがお勧め」数枚重ねて収容可能。
社員の人達にも事情説明し、希望者に対し「無料にて製作」する旨をタイムレコーダ横に掲示しています。
2~3日で、約20名ほどの希望者が記入されています、これから製作開始です。
何はともあれ、世界各地で広がる「コロナ感染」がいち早く沈静化する事を心より願う次第です。