製作事例

現在ブームのキャンプ関連と革製品について

キャンプに関しては以前か根強い人気が有りますが、更にコロナ禍の中、ますます人気が高まって来ているような事を報道で知りました。
お笑い芸人が単独で各地のキャンプ可能な所に行き「キャンプのイロハ」等紹介している番組を目にします。
これらも「キャンプブーム」に影響しているかと思われます。
福井市に「キャンプ関連グッツ」を扱っている会社が有りますが、ここは元々「特殊な金属塗装」を行っている会社です、特殊塗装をしたキャンプ道具を製作した所、人気が出て一気に本体の「塗装会社」の売り上げを越えたと、キャンプ関連販売店社員が嬉しそうに話しています。
私は「アウトドア派」とは言い切れませんが、適度なスポーツは継続しています(シニア・ソフトボール、マレットゴルフ等)がキャンプをしようと言う気はなかなかなれません。

 

「福井県内」の自然環境から

先日、県内の山奥にある「ダム」を見に行きました、そのすぐ上流に大きなキャンプ場が有り高台から覗いて来ました(キャンプ場に入るにはゲートをくぐる際600円が徴収され、1日1200円、と書かれた看板で見るだけにしました (笑)
広大な敷地に芝生と適度な樹木がバランスよく有り、「小さなお子さん達がはしゃいでいて気持ち良いだろうな…」と感じます。
そのキャンプ場の名前は「麻那姫湖青少年旅行村」大野市内から約20分の所に「真名川ダム」が有り、そのすぐ上流に位置しています。

 

自然との融合:洪水対策のダムの大きさは見事

当日ダムでは放水されていて、その造りに圧倒されていました。


※大野市:真名川ダム


※放流中のダム


※麻那姫湖青少年旅行村(キャンプ場)(写真で見えている3~4倍の広さです)

ダムやキャンプ場など自然の中、普段と違った「雰囲気を味わうには絶好の環境」であり、自然に溶け込むような気分になります。
また大野市には別の「九頭竜川上流」に「九頭竜ダム」が有り、近くに「泉キャンプ場」も有ります、ここも大人気のエリアのようです。
とにかく「自然と雄大な建造物の調和には理屈抜きに癒されます」。

 

キャンプブームからの「革製品製作依頼」が多発

キャンプブームを感じる事がもう一点、最近数名の方からの要望で、キャンプに使用する「道具の革ケース」を依頼されました。
一点はキャンプに使用しる「ランタン」を持ち歩くための「革ケース」です、折り畳み式で使用しない時コンパクトに出来るよう依頼され納品完了しています。

更に先日「リュック」にぶら下げて持ち歩いていた「斧」が危険と言う事で刃の部分に簡単に脱着可能な「革ケース」を依頼されました。
これも納品完了しました。


※左の写真「斧」を刃むき出しで持ち歩いていた様でこの「革ケース完成品」
※斧の切れ味を高める為 研磨しておきました。

更に今度は「火箸」のケース製作依頼を受けました、特殊な見た事の無い「火箸」です(私が見た事が無いだけかも…)
我が家に有る「火箸」はブリキ状のもので「Uの字」になったものです。
今回持ち込まれた物は鉄筋のしっかりした、ずっしり重い「火箸」です。
このケースも完成し間もなく納品予定です。


※左側「火箸」に革ケース完成した状態

腰ベルトにぶら下げる方式を求められ完成です。

 

改めて思う事

これまでキャンプで使用する「各種道具の革ケース」は想定していませんでしたが、今後状況を見ながら新たな商品開発も検証すべきと思われます。
「キャンプ」(アウトドア)すなわち外で使用する事から、しっかり感を求められます、また「カッコ良さ」も同時に求められました。
数年前(5~6年前?)「ハンモック」を検討しましたが、フレーム部分の「構造・強度・デザイン・簡易性」等 単に思い付きでは納得できず先に進めませんでした。
でも今「アウトドア:キャンプがブーム」で有れば、「検討の価値あるかも」と思うようになっています。
まだまだ勉強すべき点が沢山眠っている事を知らされました。

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