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【革製品の製作手順】大人気!携帯(スマホ)ケースの実例

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革のスマホケース制作実例

今回はスマホケースの製作工程を説明します。
近年私のような高年齢者でも、所謂「スマホ」を使用するようになってきました。
「スマホ」デビュー者、高年齢者向けに使い方が優しいタイプを各社が発売し、大きな文字、簡単な操作を売りに具体的ターゲットを意識して販売しています。
それでも便利な機能が沢山ありますが高齢者の方達の多くはその便利な機能を使いこなしているでしょうか?たぶん20%~30%前後しか使用していないと思います、電話機能とメールが中心、ラインも便利で、チョットした調べものなど多くはその程度かと(十分使いこなしている方には大変失礼しました)

スマホ・携帯のシェア率

携帯とスマホの保有数を調べた記事が有りました。
(H28年度の調査の為現在とは少々違いが有ると思います)

携帯&スマホ(PHSなど含む)保有数

全体(H28年度)=83,6%

スマホの普及率

全体(H28年度)=56,8%

ガラケーの普及率

全体(H28年度)=33,6%

スマホの年代別保有数

  • 20歳代=94%
  • 40歳代=80%
  • 60歳代=34%

以上のように外出する時など何時でも携帯する便利な通信機器はますます充実した内容に進化して行く事と思います。

 

スマホケースのケースを作成

そんな便利な携帯(スマホ)でも持ち歩く場合はポケットに入れている方が多く、便利なようで収納場所に違和感が有ります。
特に私はポケットに入れる事が嫌で、ズボンのベルトに専用の収納ケースを別に作りこれにスマホを入れて持ち歩いています。
更にスマホその物の革ケース(スマホ革ケース)を作りました。

革のスマホケースの製作事例

(腰のベルトに専用の収納ケースを作りそれにスマホケースごと入れます、着信時サッと取り出し易く、衣服のポケットはフリー状態)

電気店などにスマホ専用のケースが販売されていますが、素材はまちまちで、エンビレザー製、革製など比較的お安い価格で販売されています。

革の質感重視でも作成

私としては、せっかく手元に革が有り「スマホカバー」程度は製作可能であり自分好みの革質と革色で作ってみました。
ところが社員から「私も、私も」と言う個人的な依頼が有りこれまで20個程度試作を兼ねて個人用のケースを作って上げました(試作の為、また社員の為無料です)

各自が持ち寄った携帯(スマホ)はサイズがバラバラ、カメラ用のレンズ部分の位置がバラバラであり、ほぼ単品製作です。

革のスマホケースの製作事例
(製作の一例)

国内外の各社が機能製やデザイン製を他社よりも「より良く」「より使い易く」を目指し日々新商品が投入されています。
こんな競争の中発売されている機種数は、半端な数量では有りません、従って社員から「私のケースも製作お願いします」と言われても改めて「型取り」から製作します。

製作工程の一部紹介

スマホの縦と横と厚み、更にカメラのレンズ位置、ライトの位置、各種の操作スイッチの形状とその位置、を記録しカバーに使用する芯材、革のチョイスから準備開始です。
スマホのサイズ(外形)に合わせまず芯材をカットします、カットのポイントは外形サイズより周囲3~5㎜程度大きくカットする事にしています、芯材の精度で仕上りがすべて決まります。
革選定後 芯材に専用の接着剤を使用し貼り付けを行います。

革のスマホケースの製作事例
(使用パーツ:革・芯材。裏地)

まず芯材2枚を革の所定の位置に合わせ周囲に革を巻き込むように貼り付けます。
この時点で必要に応じ刻印作業します(恐竜刻印がお勧め)
刻印には干支の12支を揃えてあります、希望者には本人の干支を刻印しています。

裏地となる特殊な布地を革からはみ出ない様キッチリ接着します。
更に革と裏地を接着した周囲部分をミシンで縫製します。
これでほぼ完成、これからスマホのカメラ位置やスイッチ類の位置に専用の「革ポンチ」にて革を抜き取ります。

革のスマホケースの製作事例
(市販品の革ポンチ各種形状)

完成一例

最終スマホと革カバーの位置決めし強力な両面テープで固定し完成します。
※スマホ本体を直接接着する事はできません、必ずソフトケース等をセットした物を革と接着します。
以上が比較的簡単に製作できる「スマホ革ケース」です。

革のスマホケースの製作事例
完成品:一例

iPhoneなどの多く出ている型や、私が持っているAQUOS携帯のようなあまり数が出ていない機種など、どんなご要望でもまずはご相談下さい。世界に1つしかない型でも大丈夫です。

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