製作事例

【きっかけは意外な事から】革製メモ帳カバー製作を思い立った出来事を回想

今回、私が「革小物製作」を最初に取り組んだ頃の「商品群」の中から「メモ帳カバー」製作の「きっかけは意外な事から」を紹介します。

6~7年前に遡ります、革材の「有効活用」を真剣に考え始めた頃「革メーカ社長」に革小物製作について指南を受けます。
革メーカ・社長曰く、自分で気になる商品をショップで見つけると、「まずこれを購入し 分解し、作業工程を分析しながら勉強を進めた」と言います。

ヨーロッパの優れた商品の出来栄えは当然目を引きますが、「その作業工程が気になって…」と、勉強熱心さが伺えます。

私は全くの「ド素人」と言った状態でスタートする事から、社長のご指導内容が何より新鮮で、興味津々でした。

また、革メーカ社長の考えに対し共鳴した人がその会社に居られました、国内で最も大きな家具メーカを退職し、その会社に転職します、その理由が「革小物製作が趣味」と言う事で、社内にある革の端材を自由に使う事を許されて色々な商品開発を進めます、その商品は単に趣味だけに終わらず、元在籍していた会社に対し販売します、大手会社は、用途として「販売促進用・ノベルティ」として主に使われていると言います。

私は「ソファ製作のキャリア」は、20歳~数十年有りますが、「細かな革小物製作」は「手先の器用さ…」が重要と思い知らされます。
ソファ製作は「体全体」を使っての「体力勝負」的な「力のいる作業」が多く、「革小物製作の繊細さ」とはやや異なります。

私の性格は「繊細さんに近い」と思っていますが「この作業に向いているはず!」と自分に言い聞かせながら日々頑張っています。

メモ帳製作のキッカケ

革製品製作工程の説明に進みます。(メモ帳を製作するキッカケ…)
数年前、新入社員が入って来た時、社内の設備や作業の流れなどを説明している時、実に熱心にメモを取っていました、小さなメモ帳で、その後ポケットに出し入れしながら、ややクシャクシャ状態のメモ帳でメモを取り続けていました、これを見て「オシャレなメモ帳」を考えようと思い立ち、早速試作し、その人に使用して貰いました。
本人は大変大喜びで今でも大切に使用しているようです。

新しいものを製作する時は「思い付き・発想、いわゆるインスピレーション」を大切にする事を心掛けています。


※メモ帳カバー、完成品(メモ帳はRHODIA #11を使用)


※メモ帳を製作する為の「革・抜き型一式」です(7点必要)

まず革の選定を行います (「腹革」を避けしっかり感のある部位を選定します、キズや汚れも避けます)

上記写真の「抜き型」を使い、各パーツを準備します。
革は周囲を1㎝程「薄く剝きます」薄くする事で仕上りが綺麗になります。(薄く剝いた部分 約7~8㎜を芯材の周囲に巻き込みながら接着します)

所定の場所に刻印をしてオシャレさを演出します(オシャレか否か自己満足の世界です^^)
ここからが大変、各部品の接着工程になり、手順を少し間違えれば改めて最初からやり直しとなります、また接着作業の為、接着剤で汚さない様「細心の注意」が必要な工程となります。

この工程が終了すれば最終「縫製」です、これも最終工程の為、集中してミス無きよう進まめます。
無事すべての工程を終了すればケースは出来上がりです。

「RHODIA#11」のメモ帳を革ケースにセットし出来上がりを確認しすべてが完了です。
「メモ帳」は製作工程が繊細で面倒な為、積極的に販売をしません(笑)

今後もさらにラインナップを増やしていく意向

革小物製作開始時のコレクションとしては他に「スイカ・パスモ」等入れる「カードケース・小銭入・マウスパット・コースター・トレー・ペンケース」その他からスタートしました。

今後どれだけ進化できるか、自分でも???状態です。

革の種類
※初期の頃の商品です。

ミスターレザーはコチラ

 

-製作事例

© 2022 革ブログ