製作事例

【ゴルフの簡易版】福井発祥の「マレットゴルフ」と革製スコアカードケースのご紹介

今回、福井発祥「マレットゴルフ」を紹介します。
あまり聞き慣れない「スポーツ」だと思いますがそのはずです。全国的にメジャーなスポーツでは無く、1977年「福井県営運動公園の管理者」が思いついて始めた「ゴルフ」を簡単にしたような「スポーツゲーム」です(全くマイナーなゲームです)
「パットパットゴルフ」はご存知かと思います、「パター」のみを使用して18ホール全てパターで「カップイン」します、これとほぼ同じルールで18ホールを回ります。

メモ

マレットゴルフを考案したのは福井県運動公園事務所指導課の職員さんなのですが、 ルールなど改良したのは長野県体育センターだそうです。

ゴルフをするには「費用も時間も体力もセンスも必要」と言う事から、年配の人達にも「費用も掛からず、簡単に、誰でも」出来るゲームにしたものが「マレットゴルフ」です。
現在は主に年配の方々が多く親しんでいます。

※現在「マレットゴルフ」を親しんでいる県は少なく「福井県・岐阜県・長野県・愛知県」などで親しまれているようです(特に長野県が盛んなようです)
(その他の県にも少し広がりが見られると聞きます)
ルール・マナー等は「パットパットゴルフ」とほぼ同じですが、各地区ごとに、そのコースごとに設けられたルールも有ります。
使用する「道具」は、ゴルフと異なり専用の「スティック・ボール」が有ります(道具とボールの見た目はゲートボール用と類似しています)


「マレットゴルフ用の道具とボール」

福井県内数カ所に、18ホール、36ホールなどが有ります、多くは36ホール有ります。
私も昨年から知り合いに誘われて始めました、30歳頃~65歳までゴルフをしていましたが、ついに年配者向け?のスポーツに切り替わりました(笑)

始める前は、「年配の人たちが楽しむゲーム」として、やや小ばかにしながら始めましたが、「小技が勝負」で、年配者に全く勝てません。
始めて1年になり、ようやく「感・コツ・ツボ」が分かって来まして
この所、私より高齢者には、時々勝てるようになってきました…。

ルール

ルールなどの簡単な説明になります。
※ホールごとで「パー:3~5」と明記されていて、ゴルフ同様 安打数の少ない方が優秀となります。
ホールごとの距離は、20mほど~60mほどあり、直線コースはほぼありません、V状にバックする様なコースなど意地悪コースが多い。
(バーディー・イーグル…ホールインワンなども時々あります)
またゴルフと異なり「ホールごとに『ゲート』」が有り 必ずそのゲート
を通しホールアウトする事がルールです。
途中決められた「ゲート」を通らなかった場合「不通過」として、その場でそのゲート手前から、「一打罰」で打ち直します。
更に、各ホールには「OB」ラインが有り、ラインオーバーすれば「OB」となり、元の位置から打ち直します「二打罰」が加わります。
カップが設置されているホールでは山のような形状の頂上にカップが有り、狙いが大変複雑です、緩過ぎれば山に登らず、強すぎれば向こうまで行き過ぎ、行ったり来たりと地獄を見ます。
ただ各ホールで点数に上限を設けて有り、そのホールが「パー3」の場合「3」の倍数「6打」で打ち切り、10回打っても「6」です、
パー4・パー5も同様設定パーの倍数で打ち切りとなっています。


※カップイン寸前、狙いを付けて慎重にカップイン?お爺ちゃん・おばあちゃんが楽しんでいます。

写真で見られる様に「腰」にはボール入れと(各自ボール2個を持ってゲームします)飲み物、そして点数を描き入れるカードが入る特殊なカードケースを持って36ホールプレーします。

1ラウンド6,000歩ほど歩きます、2時間~3時間かけて行い、単に散歩するより遥かに「楽しみながら」の運動になります。

革製スコアカードケース

昨年、私が始めてすぐ、皆さんがポケットからスコアカードを出して「スコア」を書き入れている姿を見て、早速「革製のスコアカードケース」とそれを腰につけて歩けるように「革製スコアカードケース入れ」を作り、知り合いに使用して戴きモニターして戴き、大変好評ですが、まだ販売には至っていません、「マレットゴルフ道具・専門店」が近くにある事から近日中に伺ってご意見をお聞きしようかと考え中…。


※地元のラウンド・スコアカード(36ホール)各自カード持ち歩きホールごとに自分とペアの方の打数を記入し、最終合計点数で競います(ゴルフと同じです)
ちなみに私が所属するリーグでの正式試合時ホールインワン賞は500円(笑)

以上の様なスコアカードを身に付けてラウンドする事でポケットに入れるには面倒、そこで「腰ベルトにカード入れ」を作る事にしました。

基本4人でラウンドします、そのホール終了時4人のスコアを確認の上カードに書き入れます、36ホール終了時の合計で競います。
ちなみに私は「マレットゴルフ」を初めてようやく1年が過ぎ、まだ正式な試合には参加していません、たぶん現状の点数では上位に食い込む事は難しいレベルと判断しています。
現状トータル点数160点~170点と言った所です、優勝する方は130点台後半だそうです。


※上記のようなケースをミスターレザーで商品化しようと計画しています(笑)
※中に入っているのが「スコアカードケース」
※外側がカードケースを入れて「腰ベルトに取り付けるケース」です。

マレットゴルフ専門店が鯖江市にある

福井県:鯖江市神明町に老舗のスポーツ店が有ります。
近年「マレットゴルフ専門店」として有名になって来ています。
国内でも珍しく「マレットゴルフ専門店」は多分一社だけでしょうと言われています「たけうちスポーツ店」と言うお店です(HPをお持ちです)

マレットゴルフショップたけうち

私の製作した革ケースをこちらのお店で取り扱って戴けるよう準備しています。

マイナーな「福井発祥」の「年配者向けスポーツ:マレットゴルフ」の紹介でした、(年配向けと言えば叱られそうですが…)

比較的無理なく出来るスポーツです、更に全国に広がればと期待しています。

ミスターレザーはコチラ

 

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