会社紹介

生産体制の創意工夫など「作業台やミシン部品など」

弊社は、北陸福井・越前市にあります。以前の「地域合併」で越前市となりましたが、もともとは「今立郡今立町」で鯖江市との市境付近に位置しています。
創業は昭和25年、当地で創業、現在70年目を迎えた「ソファ専門メーカ」です。


※本社 マルイチセーリング株式会社:外観

我が社の生産体制

社員数が100名前後では、国内に於いて「ソファ専門メーカ」としては少なく、総合メーカでは大手を含め多くが有ります。

ソファ製造に関しては「完全受注生産体制方針」です、弊社の規模にしては珍しいと言う方も居られます。

私が入社した頃から(昭和41年(1966年)入社)ズ~ッと「見込み生産」していました(約40年間)
見込み生産する事には、「メリットとデメリット」が混在します。

見込み生産のメリット

「メリット」として、一括生産する事での作業効率が高まります。
同じ作業を1日掛けて行う為、創意工夫もたくさん生まれます。
また「商品在庫」を持つ事で、お客様(家具店様)からのご発注に対し、翌日、翌々日には出荷が可能となります、家具店でお買上げのユーザー宅へのお届けも4~5日後には配達可能となります。
受注後素早くお届けする「クイックデリバリー」が売りです。

見込み生産のデメリット

次に「デメリット」は「見込み生産」は「見込みがピッタリ」と当たる場合大変な利益を生みます、逆に「見込みがずれる」と沢山の在庫を抱える事になります、「在庫は資産」ですが、今後確実に売れる場合問題は無く、「売れ残り、次第に流行遅れ状態」になれば「デットストック」として「経営を悪化」させます。
※見込み生産も「山勘」で無く全国の担当営業から情報収集し「型式や、アイテム・張地の色」など細かな情報を纏め「計画に移す」方法ですが、この計画でも外れます、在庫していない商品が実によく売れる事も多く、難しい。

しかし、15年ほど前から、「見込み生産体制」から「受注生産」に切り替える事となり、当時「トヨタ生産方式導入」で専門の方に3年間指導を受けて「受注生産体制」の確立を完成させてきました。

 

社内でのソファ生産上の創意工夫

作業は「分業制」を取り工程毎にベテランの技術者を配置し、ミスの無きよう配慮しながら仕上げて行きます。
ソファの生産には大きなスペースが必要となり、またソファは重く工程間を移動させる時の工夫も必要となります。
工程間をよりスムーズに移動させる為に「コンベアライン」を工場内に敷き、作業者の労力援助をします(重いソファは 約30㎏前後)。


※製品の移動は「コンベアライン」にて移動させます。


※作業者の体格・生産する商品の大きさなど変化に対応出来る作業台を設置。

この作業台は元々「重量物の上げ下げ用」の運搬具ですが、私が生産部「専務・時代」に作業台に改良した物で、現在は作業者全員が使用しています、作業者の評判は上々で「無くては成らない」ものと、高い評価です。
以前、愛知県の家具会社の人達が来社した時、この作業台を見て後に導入し「重宝」していると言う事をお聞きしました(パクられ ました(笑))

 

生産部:縫製担当者の苦労と創意工夫

更に細かな改良として「革」を縫製する時には、ミシンの部品も改良します。
写真はミシンの部品「押さえ」と称し縫製する布地や革などをしっかり押さえながら進めます。既製品で右側は作業者たちのアイデアでギザギザ(写真各左)を研磨し縫製する、特に「革」など「キズ防止」に役立てています。(元々このギザギザは縫製する布地など上下「ずれ」ない様にする為のものです、「ギザギザの押え」は世界中のミシンとも共通)

これらは「縫製担当社員」が自ら創意工夫して使用しています。


※ミシンの部品押さえ

 

※上記のミシンは特殊なミシンで左側ミシンは国内に4台ほどしか出回っていない特注品・千鳥縫いミシン
右側ミシンはドイツ製「2本針ミシン」一定幅に2本の縫い目を縫える特殊ミシンです。


※千鳥縫いミシンで仕上げた「パッチワーククッション」
※10cm角に裁断された革をこのギザギザミシンで縫い合わせたクッションです。
※越前市:「ふるさと納税・返礼品」に登録し、いくつもご注文を戴いております。

ちなみにこの2台のミシンだけで「ベンツ」程度は買えます。笑

 

最後に

この様に用途に応じた機械・道具たちが頼りの作業が多く有ります、「必需品」です,当然使いこなせる作業者の「能力の向上」も日頃からの鍛錬で克服して行きます。
購入した機械などそのまま使用するものも有りますが、より使用し易くする為の創意工夫は施しています。
以上の様に各社・自社の特徴を出す為、懸命な「創意工夫」が欠かせません、その「頑張りが会社の運命を左右」するのかも知れません。

こんな環境の中「ミスターレザー」として革製品の小物製作を進めています、これまで製作してきた商品にプラスし、これからも考えられる革製品にトライして行きたいと闘志を燃やしています。

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