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消費税増税の波は革業界にまで

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消費税増税の波は革業界にまで

10月1日より消費税が変則的スタイルでスタートしました。
一部の対象品目には8%の税率が適用される軽減税率制度が同時に導入されるため、従来の消費税増税とは異なり、企業にとって非常に大きな負荷がかかることが予想されています。
更に消費者サイドからは、新たなシステムが導入され複雑さが拡充しています。
食品でもお店で食す場合と持ち帰る場合で税率が異なり、スーパーなどで購入するものでも、8%の物、10%の物と有りレシート内はテンヤワンヤ(頭の中も同様)。

キャシュレスのシステム導入を広げるためポイント制なども同時に導入し、キャッシュレス購入を推奨しようとしています。
日本はお札を一番信頼している国だそうです(カード払いは苦手)
従ってキャッシュレスが進まないようです。

世界の「消費税」(※売上税と言う国も有り)事情を少し調べると色々な発想、考え方が有り、北欧などは基本、消費税は高いが、その税の生かし方が素晴らしいと思う部分が有ります。
一例に、社会福祉、教育費無料、医療費の無料など(条件付きで)現在の日本では考えられない、「税の還元システム」が見事。

これまで何度もヨーロッパへの出張に行き感じた事は、各国の消費税・売上税など国ごとに異なるシステムで、税率もバラバラ。
特にヨーロッパの消費税があまりに高く市内での食事やお土産など購入した時ビックリした覚えが有ります。

消費税が高い国ランキング:ベスト10

順位 消費税率 国名
1位 27.0% ハンガリー
2位 25.5% アイスランド
3位 25.0% クロアチア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー
4位 24.0% フィンランド、ルーマニア
5位 23.0% アイルランド、ギリシャ、ポーランド、ポルトガル
6位 22.0% ウルグアイ
7位 21.0% イタリア、オランダ、スペイン、チェコ、ベルギー、ラトビア、リトアニア、アルゼンチン
8位 20.0% アルバニア、アルメニア、イギリス、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、オーストリア、キルギス、スロバキア、スロベニア、セルビア、タジキスタン、ブルガリア、ベラルーシ、モルドバ、フランス、マダガスカル、モロッコ
9位 19.6% モナコ
10位 19.3% カメルーン

ランキング表引用:ミライ資産

ただ、高いだけでなく各国の消費税の使い道にも創意工夫が有る。
例えばノルウェーを始めとする北欧は、消費税率がいずれも25%程度と、非常に高水準です、日本に比べると、消費税が高いと言う事は国全体の消費も活発化しづらいといえます。
逆に言えば何を買うにも慎重になり「無駄使い」購入、が抑制されるかも知れません?
一方、豊富な税収にもとづいて北欧諸国では社会福祉の充実化が図られています。
国立大学の学費の国家負担や、条件付きで医療費を無償とするなど、国民が多くの保証を受けています、北欧諸国では原油による貿易黒字が大きい、という財源上の違いもありますが、社会保障の充実に高率な消費税が寄与していることは、フランスなどの先進諸国を見ても、示唆されるところでしょう。
アメリカでは州によっては若干の税率は異なるようですが、日本のような「消費税」システムでなく「売上税」として最終販売店のみ税を預かり納付するスタイルです(日本は生産から問屋など関わる会社全てに消費税徴収し納付します)
国により色々な発想で税の有効活用を行っています。
預かった税収の不正使用、無駄な使用をしない透明性の高い有効活用を願うものです。

令和元年10月より8%の消費税が軽減税率など変則的では有りますが10%となり、所得税と共に家庭の負担増となります。

家具・革業界として

私達の会社、家具業界は日用雑貨と異なり価格も高い事から増税されたら暫くは「買え控え」される事が有り、暫くは忍耐有るのみです。9月までの駆け込みが過ぎると11月以降反動減となる可能性を危惧しています。

今回は少し愚痴っぽくなりましたが、話題のテーマ(消費税)をスルーしたくない気分でした。

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