昨年10月より「越前市・ふるさと納税:返礼品」に弊社も「革小物」関連で登録をして戴き、10月~12月にかけて想像をはるかに超えた受注を頂きました。越前市の担当の方曰く、ふるさと納税(寄附)は年間で一番「年後半」に集中し多く納税(寄附)されるようです、(10月~12月に集中)
私も近年11月~12月かけて出身市への納税を行っています。
返礼品のリストから私が頂ける「ポイント」の中から登録されている品物を選定し決定、申し込みしています。
ふるさと納税についておさらい
「ふるさと納税の仕組み(システム)を今一度少し説明します」
※この仕組みは福井県の前知事「西川氏」が国に提案して決まったシステムです。
納税と言ってもその市に対し「寄附」をする事で、寄附額を「納税に相当」と言う扱いにして、確定申告時に寄附をした市から頂いている証明書を提示する事で、本年度の納税額相当分から差し引いて頂けると言う仕組みです。
本来一括して本人の住所の有る市町村からその年の納税額を納めていましたが、自分の意思で好きな市町村に(特に出身地)幾分かの納税額を振り分ける事になります、その特典として各市町村はお礼の意思表示を兼ねて「そのエリアの産物等でお返ししましょう」と言う。
各市町村では「貰ってうれしい」商品(産物)を取り揃えて興味を持って頂こうと「試行錯誤」と新たな地元の商品発掘を積極的に行っている様子が伺えます。
新たに追加した3点の返礼品と「オーダー性」
越前市の「ふるさと納税返礼品」担当の方から、新たな商品追加要請があり「3点」の追加と全商品にお客様ご要望の名前やコメントを「レーザー加工」で刻み「ご自分だけの物」としてお使い頂けるよう対応を広げました。
公開して直ぐに反応が有り、1ヶ月未満で既に3件のご要望が有ります。
1件は、お子様かお孫様の「お名前」をレーザー加工するご要望で(たぶん中学生?)「革製ペンケース」にローマ字で刻みました。
もう一件は、ご本人の「姓名」を「マウスパット」にローマ字で要望。
更に、今回「継続は力なり」と刻んでほしいと言うご要望が有り「マウスパット」に加工しました。
この文字入れ加工費は比較的お高くて、1㎝x5㎝の中に入る文字で有れば、1文字でも10文字でも1,100円が革製品にプラスされます。
お高くなっても、このシステムのご要望の先行きは当初予想より評価されて来ている気がします。
例(1㎝x5㎝) kobayashi=1100円が商品にプラスとなります。
※1㎝x5㎝が基本サイズ、金額次第で別サイズも可能、また「絵」などもPDFでのデータさえ頂ければサイズを含め対応は可能となります。(データさえあれば下記の絵柄も加工可能)(テスト参考品)
今回、返礼品への追加は、「ポケットティッシュ ケース・丸型&角型の革両面仕様コースター・カード類収納のケース」の3点追加です。
※「ポケットティッシュ ケース」
私もアレルギー牲鼻炎の持病を持っており「ティッシュ」は離せませんが、ポケットに入れたティッシュはクシャクシャ状態になり、使い難い時が有ります、自分で作った革ケースに入れて持ち歩く様になりこの悩みは解消されました。
※「面仕様コースター(丸型&角型 有り )
コースターは革製品製作開始時の初めての製品でした。
これまで「ノベルティ」として多くご要望を頂いておりました。
お客様の会社名、ブランド名の刻印をし、納品するケースが目立ちます、東京で数店舗を運営しておられる会社から継続した受注も頂いております(白/黒限定)
コースターとして使用するため比較的「水気」をはじく素材を2枚貼り合わせて両面仕様にしています。
2枚の色を変えて貼り付けている事で、裏と表の色のお好みで使用して頂けます。(サイズは丸型=Φ90 角型90㎜x90㎜)
※カード類 収納ケース
少し前のブログに書きましたが、高齢になると色々な病気や気になる変調(体調)が出て来て、専門医院や大きな病院などへ出向きますが、その時にはその病院などが発行するカードを持参し、保険証と同時に窓口に提示します、事前に準備しておけば良いのでしょうが、受付で、一生懸命バックの中を探っている方を時々目にします。
こんな光景から、「あると便利」と言う発想からこの商品を製作し、まず自分で使ってみました。
ところが想像していた事よりとても便利で、当日必要と思われるお金も収納する所を作りまして、更に「お薬手帳」が収納可能なサイズにした所、この「ケース」だけ持って行けばどの病院に行っても役に立ちます。(自分ではビックヒットと思っています)
弊社商品には基本的に「ミスターレザー専用刻印」と「恐竜」の刻印を押して出荷させて頂いております、恐竜刻印に関しては賛否有ります、福井県が頑張って国内外にアピールしている事から少しでもお役だち出来ればとの思いで行っています。
まとめ
今後も新商品開発をより積極的に進め「使ってみたい、使って便利」と言う「気になるもの」を考え試行錯誤して行きます。
その為にはまだまだ研鑽を重ねる必要性を強く感じます。
更に「好奇心旺盛」になるよう心がけます。